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6.82020
コーヒー豆の選び方(入門編)
<自分の好みを知る>
「コーヒーの味の違いが分からない」
と仰られる方がいらっしゃいます。でもそれは「好みの味に出逢いたい」と聞こえるのです。
どんなコーヒー豆を選ぶかで、コーヒーに対するイメージがガラリと変わることがあります。この業界に携わってから20年以上になりますが、コーヒー嫌いの方がある日突然コーヒー好きに変わる瞬間に何度も遭遇してきました。
「コーヒータイムが貴重で大切な時間になりました」という嬉しいお声も頂いてきました。
自分の好みを知るということは、日々の暮らしに楽しみが増えることだと思っています。
<味わいの種類>
苦味・酸味・フルーティー系・ナッツ系・コク・苦味の中の甘味・酸味の中の爽やかさ。コーヒーにはたくさんの味わいがあります。
産地・焙煎度合・抽出方法・保存方法など様々な条件が何通りも重なり合い味が変化します。
同じ産地のコーヒー豆でも他の条件が異なれば味に違いが出ます。お店やメーカーが違えばなおさらです。最近はパッケージに味わいの特徴が記されていることも多いので、チェックしてみても良いと思います。味覚は個人差が大きいので実際に飲んでみてどう感じるかを試してみることが必要だと考えています。
嗜好品として楽しまれている(大昔は薬として飲まれていた)現代では、好みの味に出逢えるかどうかがコーヒーを好きになるか否かの分かれ道になるように感じています。
珈琲音Atelierでは、コーヒーの試飲をして頂くことが可能です(混雑状況により難しい場合もございます)お好みのコーヒーに出逢うためにサポートををさせて頂きます。ぜひご相談下さい。
試していくうちに、自分はどこの国や地域、焙煎度合い・ドリップ方法・濃度が好きなのかを感じるようになってくると思います。
<産地の違い>
コーヒーの産地はアフリカ・アジア・中南米など、たくさんの地域で生産されています。
地域の土壌・風土・栽培状況でも味の特徴が分かれていきます。
お好みの味を探すお勧めの方法として、
地域別・国別で試飲してみる方法です。
ぞれぞれの特徴がありますので、ぜひ飲み比べてみてください。
<焙煎の違い>
コーヒー豆は焙煎(火を通す)することで皆さんがご存じの状態になるのですが、どんな焙煎をするかで味の違いが生まれます。
焙煎度合と言われるのですが
生豆→浅煎→中煎→中深煎→変化していきます。
どの焙煎度合いがご自分に合うのか、ぜひ見つけてみて下さい。
愉しいコーヒータイムをお過ごし下さいね♪